トイレのレバーを引いても、反応がない。

           

私が小学生低学年頃の話です。
前の日の献立が大好物のものがでたのか忘れましたが、お腹いっぱいたくさん食べたことを覚えています。
毎朝決まった時間にお通じが来て、便秘と無縁の私でしたが、その日はいつもの時間に出ず。
どんどんお腹が張ってきて、でもどれだけ頑張っても一向に出てくる気配がない。
困ったことになったなと、子供ながらに思いながら、お昼ご飯を食べ終わったところ、
ついにその時はやってきました。
突然もよおして、トイレに駆け込み、すぐにすっきり。
やれやれとほっとしてトイレのレバーを引いても、反応がない。
おやっと思い恐る恐る便器の中をみると、今までに見たこともない長さのものがそこに横たわっていました。
何度レバーを引いても反応がなく、仕方なく母を呼ぶと、母もびっくり仰天。
今までこんなこと起こったことがない、と途方に暮れる母娘。
そこに通りかかった姉が一言、そういえば本で同じような経験をした話が載っていた!
その人は確か割りばしで切って流したと書いてあった、と。
母は絶句していましたが、レバーの反応はずっと変わらないので、
意を決して割りばしを片手に戻ってきて、横たわる魔物を目をつむりながら切断。
魔物は見事きれいに半分の大きさとなり、ほどなく便器の中に吸い込まれていきました。
母からは、もう二度とあんな大きなものはしてはいけません。
家だからまだよかったものの、学校だったら恥ずかしいよ、
と苦言を呈されました。
あまりの理不尽なアドバイスにとまどいながらも、私は大きくうなずきました。
小さい時の懐かしいトイレ話です。

あります。

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